地中熱利用システムは、「地中熱利用ヒートポンプシステム」と呼ばれることもあります。
「ヒートポンプ」とは、少ないエネルギーで熱を集めて、大きな熱エネルギーとして利用する技術のことで、エアコンや冷蔵庫、給湯器などにも利用されている省エネ技術。CO2の排出量も大幅に削減できるため、地球環境保全にもつながります。
ヒートポンプは空調(冷暖房)・給湯だけではなく、冷蔵庫・冷凍庫や洗濯機の乾燥機能など、様々なものに使われています。
また、ヒートポンプは、オフィスビルなどの空調や病院・ホテルの給湯にも利用されており、今後はさらに幅広い施設での利用が期待されています。
以下では、従来の空調(冷暖房)・給湯システムを地中熱利用システムに改修することで、エネルギー利用の高効率化を実現し、省エネ効果を最大化する仕組みを図説しています。東邦地水では、利用内容や条件をお伺いしたうえで、3つのヒートポンプシステムのなかから最良の方式をご提案しています。